2018年3月20日

卒園母の言葉 その1

お山のようちえんのどこが好き?
そんな問いかけに、息子はいまではいつも「全部っ!」と嬉しそうに答えます。
お山のようちえんの全てを受け入れている感じで…
この4年間、嫌な思いも嬉しい思いも、色んなことをたくさん感じ、それらの経験を栄養としてしっかりとした息子の心の根っこを育んだように感じます。

農作物も、寒い冬を乗り越えるとおいしい
愛も、会えない時間が想いを育てる
お水も、渇いたのどを我慢した後のほうがおいしい
トイレも、我慢の限界の後のとてつもない解放感
桜も、寒い冬を乗り越えて美しく咲く
我慢して、解放して
苦しんで、楽しんで
泣いて、笑って
うまくいかなくて、ぎゅ~~~っと縮こまって
そして、両手をあげてバンザイしたときに花は開く

結んで 開いて 手を打って 結んで また開いて 手を打って その手を上に
その手で、心で…
たくさんの喜びを受け取ってほしい
そうやって豊かな人生を味わってほしいと思います。

お山の大好きな子供たち、温かいお母さんお父さん、懐が大きなスタッフの皆さん、
そして偉大なお山のおかげで私たちも息子もたくさん成長させて頂きました。
そして、息子がこの4年間で育んだ「心の根」を糧に小学校では太くしなやかな「幹」を育んでいって欲しいと
思います。

皆と楽しくステキな時間を過ごせた喜び一杯で卒園出来ることにとても幸せを感じます。
本当にありがとうございました!

年長母 えりちゃん