スタッフが子どもの様子を見て一人でも大丈夫かなと感じたら、お母さんと子どもに相談してから、一人で登園するようにしています。
無理に引き離さずに、子どもが自分で｢ママがお山にいなくても大丈夫！｣という気持ちになるまで待ちます。
4月最終日には、一人で登園する子どもたちもいます。
お母さんがいなくても元気に遊んでいますが、心の奥に閉まっている不安な気持ちが、表にでたりします。
楽しく遊んでいると、自分の思い通りにいかなくなった二人。
今まで話し合ったりして解決してたのが、もうお昼過ぎには気持ちが疲れちゃったのか、
一人が｢ママがいいー。ママがいいー。｣と大泣きしました。
もう一人も｢きゅうけいしたかったのー。｣と大泣き。
しばらくお山には、二人の大きな大きな泣き声が響いていました。
ひとしきり泣くと一人が涙をぬぐって
｢ぼくはもう泣いてないよ！｣
もう一人はそれを見るとスタッフに
｢なみだふいて。｣と顔を近づけてきました。
そして
｢きゅうけいしよう。おなかがすいたからごはんをたべよう！｣と、
葉っぱでたこ焼きと焼きそばを作って、お腹一杯食べました。
｢よし！行こう！｣
再び遊び始めた年少の二人でした。
